拡大するコロナと恐るべきスーパー・スプレッダー

北海道でも感染が確認されたコロナウイルス
人から人への感染が確認され、全世界感染者数がニュースで報告される度に増えている中で、気をつける必要がある事の一つ・・・
 
“スーパー・スプレッダー”
 
どういう事かを記録する。
 
 
 

【スーパー・スプレッダーとは?】

 
正確な事はまだ解明されていないが、
 
“自覚症状の有無に限らず、そのウイルスや細菌を他の人へ
《“感染させやすい行動をしてる人”》
或いは
《“感染させやすい体質の人”》
 
片方あるは両方の人をスーパー・スプレッダーと呼ぶ。
 

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【両者の違いは?】

 
 
前者は一般的に考えられる、マスクなどをせずに不特定多数が集まる場所で感染を広げる事。
 
つまり“行動”が直接的に関係している人。
 
 
だが・・・一番恐ろしいのは・・・
 
後者のスーパー・スプレッダーは、一般的な感染者よりも“他の人へ感染させやすい体質”を持つ人をいう。
 
こちらは、正確な原因は判明していないが、行動することによる感染拡大、その上、感染させやすい要因や体質、もっぱら“免疫”が関係しているという。
 

【昔からスーパー・スプレッダーは存在した。】

 
“同じ感染者が他の健常者へ感染させるよりも、スーパー・スプレッダーは感染させやすい特性がある”と科学的に認識され始めたのは2003年頃の感染者8000人超、死者約800人を伴った“SARS”。
数ある感染経路の一つに、香港の集合住宅にて集団感染した要因が1人のスーパー・スプレッダーだったという話も・・・
 
他にも・・・
 
などなど・・・ 
 
現代に限らず、多くの歴史的大感染の裏にはスーパースプレッダーが存在していたかもしれない。
 

【なぜ感染しやすいのか・・・】

 
まず、免疫について軽く説明。
特定の生物を除いて、生き物はウイルスや細菌などの害を及ぼす菌などと、戦う機能を有している。
その際に少ない量の菌などが体内に侵入しても自身の免疫システムが駆逐し、俗にいう病気となる前に対処している。
しかし、何らかの要因により自身の免疫システムが低下していたり、“侵入した菌の量が多かった場合”などに、自身の免疫が対処できずに様々な症状を発症してしまう。
 
 
そこで、なぜスーパースプレッダーは感染させやすいのか・・・
先ほども上述したように、直接的な原因は判明していないが、軽く説明した“免疫”が関係している。
では、SARS流行の際に香港の集合住宅にて集団感染した例で見てみると】
 
その人は、人工透析を受けており、免疫システムが一般的な人より弱体化していた。
健康的な人では、侵入した菌と免疫が戦い、保有する菌の量は少ないが・・・
その人の体では免疫が弱く、体内で菌が圧勝し増殖していたと考えられる。
 
つまり、その香港で起きた集合住宅における集団感染のスーパー・スプレッダーは、健康的な人が感染した時の菌の量よりも数倍多く保有し、その人と短い時間での接触ですら容易に感染してしまった・・・ということだろう。
※その他要因も考えられる。 
 
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←菌の量が少ない)(菌の量が多い→
 

【対策は・・・】

 
「予防側」
スーパー・スプレッダーからの感染を予防するには、マスクや手洗いを徹底し、指や手を清潔に保ちつつ目、鼻、口などの粘膜を触らないように心がけるしかない。
 
「感染側」
先ほど、免疫システムが関係していると記載したが、何度も説明するが、原因は判明していない。
そのため、感染していても、健康で“その菌が発症させる症状が無い”事がある為、自身が知らず知らずに隠れスーパー・スプレッダーとなっている可能性がある。
チフスのメアリー参照)
 
よって、感染を広げない為にも・・・
マスク、手洗い等衛生面に、特に注意する必要がある。
 

【最後に】

 
不安を煽る様な事を記録したが、知らなかったから不安になるだけであり、“こういう事もある”と知っていれば、予防や2次感染、3次感染を防ぐ知識となる。
 
自分を守る為、家族を守る為、友人を守る為にも、
今一度自身の衛生管理を見直す必要があるかもしれない。